熊澤華子さんに以前聞いた事があります。あの陽気なイタリアンの彼女が真面目な顔でこんな事を話してくださいました。
「一体一体アニマを製作していて、その中に魂が入ったと私自身が思えるまで、絶対世には出さない」
と。全てのアニマが生きていると感じられるのは、つまりこういうことなんですね。華子さんが正にアーティストである証しでもあるのでしょう。アニマは単なる置き物ではなく、既に魂を持って生まれて来た以上、その子たちのオーナーはアニマプロジェクトに参加する義務があるのだとアルジは思います。アニマをどんどん連れ出して、いろんな世界を見せて上げましょう！皆が参加できる素晴らしい体験がアニマプロジェクトであり、皆の行動そのものがアートなのですから。単なるオーナーではなく、アートに参加できるなんて、なかなかできない体験だと思います。
©photo: Hanako Kumazawa
(taken in Kurashiki)
