『花摘み会2020』中止のお知らせ

ワークショップも全て中止します!

411()19()に開催予定の花摘み会およびワークショップは、新型コロナウィルスの感染予防と拡散防止のため、中止することを決定しました。

開催を楽しみにしていただいていた方々、およびワークショップの準備を進めて下さっていた先生方、みなさんには大変申し訳なく思っております。

そして、今後のなるべく早い事態の収束を祈っています。

 

 

<花摘み会中止の理由>

世界を混乱に陥れているウィルスに対して、言いようのない不気味さを感じています。


そんな中で、ビニールの屋根のみがある環境での花摘み会は、閉塞感に満ちた風潮から解放される場所として意義のあるイベントになる!と自負して準備を進めてきました。

しかし、穏やかな日常が、ある日突然奪われてしまうような事態が世界各地で起きています。現状では平穏な当地ですが、多くの人が楽しまれる花摘み会が、感染・拡散リスクの場になりうる可能性があると思いました。

開催者である私たちが背負うことになるリスクと同様に、この地で先輩農家さんと共に守り続けている「船穂スイートピー」というブランドに傷を付けるリスクも併せ持っていると考えました。

あらゆるリスクを避けるために、今年は花摘み会を中止するということに決めました。

 

 

We have decided to cancel “Pick Your Own Party 2020” and all of the workshops that are going to be held from 11 to 19 April, in order to prevent infections and spreads of Coronavirus.

We sincerely apologise to all the people and all the customers expecting our event and all the lectures preparing their workshops.

We hope that all situations are immediately going to be settled.

 

< The reason of cancellation >

We have an indescribable weird dread to Coronavirus frightening the whole world.

We prepared our event as we were sure “Our event must be significant for the place we can be free from the trend filled up with blockades in the opened space with only ceilings!”

However the terrible situations have taken suddenly calm days from the people all over the world.

Our event may become dangerous with infections and spreads, where many people enjoy picking flowers, although it is safe here for now.

We recognised the another risk may harm the brand “Funao Sweetpea” kept by us and other elder farmers for a long time so far, besides our risk that the host of us may get harmed.

We have finally decided to cancel our event, in order to prevent all risks this year.

全てのお客様へ

オープンな農園を目指して

 

ファームたかおには様々なお客様が訪れてくださいます。私たちは、市場や仲卸業者、小売店やフローリスト、あるいは資材業者、スタッフなど、当園に関わってくださる全ての方々にメリットを得て頂きたいと考えていますし、そういった方々と共存共栄していくことが当園の経営理念の一つです。私たちはオープンな農園を目指します。

 

To All Customers 

Various visitors come to FARM TAKAO. We hope those who are concerned with our farm e.g. markets and dealers, shops and florists, makers selling agricultural stuff, or also our staff can get the individual profits. We also hope to go ahead with them to prosper together, and this is one of our principles. We aim at an inclusive farm.

私たちの想い

自然環境へのアプローチ

以前フランス人で日本をよく知る方が、

「日本の農産物は同じ形でキレイでキズも無いけれど、それがかえって気味悪い」

とおっしゃるのを聞いて衝撃を受けました。たしかにフランスのお店に並んだものは、日本の様な整然さはありません。

 

日本人はあまり知らないのですが、実をいうと日本は農地の単位面積あたりで世界一農薬を使っている国です。どうやら西欧の環境先進国では、形が揃っていて虫食いもキズもないのは、人工的に薬品や冷暖房を使って無理矢理自然に大きな負荷をかけて生産されていると感じて敬遠されるようです。

 

パリ郊外のあるスイートピー農家さんがこんなことをおっしゃっていました。

「以前は日本のように真っ直ぐ均一なものを作っていたけど、今はしていない。それより自然の姿に需要があるから」

 

私たちのファームでは現在、農薬を使用する代わりに微生物と植物で病虫害を抑える挑戦をしています。土壌消毒を全廃して臨んだ挑戦一年目は、病害生物から凄まじい反撃に遭いました。ところが二年目、三年目と有益微生物が定着してきて、病害はかなり減っています。四年目の今年は、少なくとも土壌表層の病原菌による病害は全く見られなくなりました。あとは土壌深層の病原菌と、病害虫との戦いですが、これを現在進行形で頑張っているところです。この調子で五年目、六年目と乗りきるつもりです。いつか日本の消費者と生産者が西欧の環境先進国の感覚に追い付くことを願いながら…。