今年最後のお客様は地元の農家のタケシさんでした。同業者です。彼はとても優しいけれど、同時にとても強い人。
「自分が死んだら棺桶はスイートピーで一杯にしてくれ」
と奥様に頼んであるという程の花好きで、人と関わるのが大好きなんだそうです。
僕(アルジ)は毎年最終日に「Auld Lang Syne」をスイートピー達に歌って締めくくるんですが、ちょうど歌い終った頃にフラッと立ち寄ってくれました。ウチの妖精ちゃんが呼んでくれたのかな…。秋口に生育がおもわしくない頃、優しい言葉をかけてくれたのが彼でした。最終日にお礼を言う機会を得られてよかった。
「タケシさん、ありがとう」
この歌の様にこれからも末永くよろしくお願いします。