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フルール・トレモロさんのワークショップ

広島からフルール・トレモロさんがご夫妻で来てくださいました。

新聞や有名雑誌へのコラムや著書など、ご主人の藤野幸信さんは広くライター活動もされていて、今や全国にファンを持ち、卓越したセンスと技術で、ご夫婦のお店以外にも、あちこちの企画やセレモニーに大活躍の有名フローリストさん。でも、二人ともとても気さくで、静かな方。この日のドレスコードの青にピッタリです。

でもこのドレスコードの本当の意味は、先生がうちの農園の大ヒット品種である『アッシュブルー』の開発に深く関わってくださっていることと、その先生ご自身が青を特に好きだからなんです。 

うちの農園でも今回のために昨年大きな賞をいただいた『アッシュブルー』の復刻版『アッシュブルークラシック』を用意しましたが、先生もこの日のためにスイートピーと合う全国のお花を用意され、静かにデモンストレーションが始まりました。

 

先生の作品は、かなり大胆な色使いをしているものも多く、普通の人なら怖くて到底手が出せないような色でも、それを巧みに使って見事に仕上げられているものまであるんです。まるで色の魔術師のよう。

 

「一見合わないと思える花色でも、こうして束ねてみると、案外美しくできあがることも多いから、皆さん、あまり思い込まずに大胆に選んで、楽しんでみてください」

とおっしゃる先生の言葉が特に印象的でした。

さて、デモンストレーションの次はいよいよレッスンタイム。各自摘んで来た思い思いの色を使った作品を、お二人の丁寧なアドバイスを聞きながら、真剣に束ねていらっしゃいました。さらに用意されたお花の産地の情報なども、かなり詳しく聞けて、こういうお花を一本一本大事にするところも、お客様が大満足でリピーターになる理由なのかも知れませんね。

 

下の二つは藤野幸信さんの作品です。花摘み会開催中、会場展示しています。

 

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