本日は広島からフルール・トレモロの藤野幸信先生がいらっしゃいました。
藤野先生といえば、大きなプロジェクトでの活躍や、有名雑誌でも連載中の売れっ子フローリストさん。しかしただの売れっ子ではなく、本当の先生の真髄は、誰よりも全国の生産者を心から大事にしているところでしょうか。作品に使われるお花たちが、何処で、誰が、どんな風に作ったものか、その情報をきちんと把握して、花を知り尽くしているからこそ、あれだけ繊細で優雅な作品を生み出せているのかも知れません。
ワークショップでも、これから使う花のリストがこんな風に配られていました。
ワークショップのドレスコードは、青色を身につけてくること。実は先生は弊園のアッシュブルーの名付け親で、弊園とはとても所縁の深いフローリストさんなのです。
先生らしく穏やかで、丁寧で親切な指導が淡々と行なわれ、時々感心の声が聞こえてくる、そんなワークショップでした。お店の名前同様、人の心を震わせ、溜め息が出るような、美しく独特の色使いは、ここでも貫かれていました。