熱い花摘みファンがいらっしゃるのです。何より毎年のように、そう、本当に毎年必ず来園して下さる方たちがいらっしゃいます。花摘み会の主役といってもいいでしょう。ありがたいことです。
僕たちの農園の回りに無数に自生しているアケビ。毎年ちょうどこの花摘み会の期間中の数日だけ、独特の色を持つ可愛らしい花をつけてくれます。その他にも農園の空き地で雑草に混ざって咲くスイバや野イバラ。この野花たちも欠かせない花摘み会の常連さんです。
以前ブログでもご紹介した、この近くでお花を教えていらっしゃる深見真由美先生も、生徒さんたちと毎年来てくださるお一人です。今年も皆さん楽しそうにスイートピーはもちろんのこと、おみやげに園内の野花も摘んでいらっしゃいました。
深見先生は以前、花摘み会でWSに参加されて、野花の美しさを再確認されたのだそうです。僕たちの農園がそんな素敵なことのきっかけになるなんて、本当に嬉しく思います。
そしてプレオープン最終日のお客様は、長尾真弓先生(mayourlire)とその生徒さんたちです。もう本当に毎年恒例のように来園して下さいます。
グループの中にはプロのハーバリストさんもいらっしゃって、皆さんお花や自然が大好きなのが全身から溢れ出ていました。予定の時間が少し余ったので、最後に先生のデモンストレーションが始まりました。
「(コロナで)暫くやってないから、私、大丈夫かなあ?」
と心配そうに話される長尾先生。でもさすがです。すぐ勘が戻って素敵なシャンペトルブーケが完成しました。
「草原の中を爽やかに風が抜けていくように作るの」
その笑顔も草原の中にいる少女のように爽やかでした。
もう一人、地元の高杉郁子さん(@atelier_rosegarden)も毎年の常連さんです。お花の先生で、源氏物語をボトルフラワーで表現するアーティストでもあり、各地の情報を発信しているライターでもある多才な女性です。今年も生徒さんと来てくださいました。こちらのインタビューはIGTVで配信中です。