お友達とキャンピング。
野性の花を摘んでテーブルセッティングして、酒と肴と炎に浸る週末の一日。
野に咲く花を摘んで、コップに活ける時、ふと思った。
花を摘んでいる時、それは自然のワンシーンだ。花もあくまで自然物なんだと認識している。ところが、それをコップに入れようとする瞬間から、それは最早自然物ではなく、僕の作品なんだな…。どういう世界観なのか、どんな展開なのか。花に詳細を問われることになる。
僕の思い。
「みんな食事を楽しもうよ」
それを演出するのは僕自身だから。もしや、これが花文化というものなのかも。