我家の石垣に見つけたショウジョウソウ。
毎年草刈りをして消えたと思うと、又別の場所で出て来るとても逞しい子です。サマーポインセチアなんて 呼ばれることもあり、頂部の朱色の花がトレードマーク。実際、ポインセチアとは親戚でユーフォルビアなんて、これまたカッコ良い学名で分類されます。この子も園芸植物として連れて来られたものが野性化したしっかり者の一人です。
さて、この朱色の花。花に見えて実は花じゃないという、トリッキーな技なのです。ポインセチアと同様、真中の小さな本当の花の集団を包んでいる苞葉と呼ばれる部分が花らしく振る舞っているという訳です。そんなややこしい事しないで、普通に花をつけるんじゃダメなの?と聞いてみたくなりますが…。
ところでショウジョウって聞くと、あの鬱陶しいショウジョウバエを思い出しがちですが、語源を見ると、どちらも酒好きで陽気な赤毛の猿の妖怪から来てるそうで、なるほど言われてみればちょっと猿顔にも見えなくもないような…?? ま、酒好きなのは親近感湧きます!共に飲み明かしたら、面白い話が出て来るタイプですよね。