アルジの植物道楽

クレマチスは告げる

庭のクレマチスが咲きだしました。毎年この子たちが花を着けることで、もう初夏だと教えてくれます。僕らが暑さに備えなければならない時期が間近に迫っていると告げているんですね。

 

僕らにとっては、カレンダーよりむしろ頼りになります。生花は僕らと同じ空気を呼吸しているから、彼女らの気持ちが直接伝わってきます。今日の温度や湿度がどうなのか、彼女らはそれが心地良いのか、今年は例年よりどうなのか。そういうことを感じられます。カレンダーの写真の花も見た目は同じく綺麗だけど、同じ空気の中には居ない…。写真という窓の中の、その瞬間の世界。もしかすると、プリザーブドフラワーやハーバリウムにも通じるかも知れません。一番美しいその瞬間を切り取って楽しむやり方だから、時間を止めて隔離された違う世界。音楽でいえば、ライブとCDの違いじゃないかな…。ライブの楽しみ方とCDの楽しみ方は全く違う…。

 

これからまた汗だくの作業が始まります。水分補給と塩分補給! 時々日陰でお休みタイム! で、なんとか乗り切ります。

 

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