花摘み会の期間中、あるお客様とこんなシーンがありました。
「去年も来ました。その時、入口に生えていた野性のスイートピーが面白かったです…初めて見たので印象に残っていて」
笑顔で楽しそうにお客様が話しかけて下さいました。
「それはありがとうございます。あれは自然のままを皆さんに見せたくて、わざと残してみたんです。」
去年、草刈りしていて、入口に生えていた野性のスイートピー。ちょうど目立つ所に生えていたので、お客様に見てもらえばと思ったアルジは、そこだけ草を刈らずに残していました。野性といっても、ハウス内に良い種を選別して撒いて、余ったものを適当にばらまいて捨てたものですが、肥料も水ももらえず、雑草や虫との厳しい戦に勝ち、真冬の氷点下の気候にも耐え抜いた精鋭たちなんです。
「今年は無いんですか?」
ちょっと寂しそうにつぶやくお客様。
「ごめんなさい。今年は全て草に飲まれちゃったみたいです」
そうお答えしたのですが、がっかりされているお客様の背中を見て、アルジも寂しい気持ちでした。
ところが今日、ハウス周囲の草刈りをしていたら、二つ野性のスイートピーが花を付けていました。
「おーっ! あるじゃないの。もう少し早く生えてくれたら良かったのに」
そう一人言を言いながら撮ったのがこの写真です。あの方がこの投稿を見てくれると良いな…。
アルジさん、すっかり遅くなってしまいすみません😅見ましたー‼️‼️
そう、去年と同じ、この色の静寂で凛とした野性ピー。今年も頑張って咲いたんですね✨嬉しいご投稿、ありがとうございます🤗🤗
危うく草刈り機で切つてしまうところでした。笑
雑草の中ですっかり仲良くやっているみたいです。